肩こりは、肩周りの筋肉が硬直したり緊張したりして、痛みを感じたり重たく感じたりする症状です。
原因としては、運動不足、長時間のデスクワークやパソコン作業、姿勢の悪さ、寒さによる身体の冷えなどが考えられます。
また、枕や敷布団などの寝具が寝姿勢に合っていないことが肩こりの原因になることもあります。
ここでは、肩こりの原因と対策についてお話しします。
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肩こりの原因と対策
肩こりの原因は様々ですが、日常生活のちょっとしたことに気を付けると肩こりを軽減出来るかもしれません。
運動不足による肩こり
運動不足のために筋肉が硬直したり緊張している場合は、肩周りのストレッチや軽い運動を行うことが効果的です。
ストレッチは、肩甲骨を引き寄せたり、肩を回したりするものがよいでしょう。
姿勢の悪さや長時間のデスクワークやパソコン作業による肩こり
日中の姿勢をよくすることも大切です。
正しい姿勢で座ることや、適度な運動をすることも肩こりを予防するために役立ちます。
デスクワークやパソコン作業を行う場合は、正しい姿勢で行うように心がけましょう。
椅子やデスクの高さ、モニターの位置などを調整することで、姿勢を改善することができます。
また、長時間のデスクワークの際にはストレッチなどで筋肉をほぐすとよいでしょう。
寒さによる身体の冷えが原因の肩こり
寒さにより身体が冷えて血行不良になっている場合は、肩に温かいタオルを当てることで、血流を促進し、筋肉をほぐすことができます。
また、温かいお風呂に入ることも効果的です。
枕が原因の肩こり
睡眠時の首や肩の痛みは「寝違え」の場合もありますが、使用している枕がご自分に合っていないことが原因になることもあります。
枕の高さや硬さがご自分の体格や寝姿勢に合っていない場合、首や肩に過度の圧力をかけてしまいます。
適切な「サイズ」「高さ」「硬さ」の枕を選ぶことは、肩こりを軽減するために重要な要素の一つです。
枕を選ぶ際に考慮すべきポイントをご説明します。
枕の高さ
枕の高さは、寝ているときの首の自然なカーブに合わせる必要があります。首が過度に伸ばされたり、曲がりすぎていないか確認しましょう。
特に、横向きに寝る場合には肩にも負担がかかりやすくなります。
横向き寝の場合、首の骨や背骨がお布団(マットレス)と平行にまっすぐになっていれば、ちょうど良い枕の高さです。
枕の硬さ
硬すぎる枕は、肩や首に圧力をかけてしまう場合があります。
枕の硬さの好みや感じ方は個人差がありますが、肩こりがある場合は、柔らかすぎず硬すぎない、適度な硬さの枕がおすすめです。
枕の形状
枕の形状は、仰向け寝や横向き寝など寝姿勢に合わせていろいろな形の枕が販売されています。
それぞれ特長があり、ご自分に合う枕は体型や寝姿勢によって変わってきます。
寝姿勢に合わせた形状の枕を選ぶことで、首や肩の負担を軽減することができます。
敷布団が原因の肩こり
敷布団がご自分の寝姿勢にあっていないことが原因で肩こりになることもあります。
敷布団の硬さが合っていないために理想的な寝姿勢がくずれている場合や、寝返りが打ちづらいために長時間同じ姿勢で寝ていて身体の同じ箇所に圧力が集中している場合が考えられます。
敷布団が硬すぎる場合
硬い高反発性の敷布団は、沈み込みは少ないので寝返りはしやすいですが、腰椎部分にすきまが出来て背中とお尻に体圧が集中する場合があります。
横向き寝の場合は肩に体圧が集中してしまう場合もありますので、肩にかかる圧力を分散することが大切です。
敷布団が硬すぎる場合は、敷布団の上に体圧分散効果のある敷パットを敷いてみてはいかがでしょうか?
寝返りが打ちづらい場合
人は睡眠中無意識のうちに寝返りを打っています。
その回数は、大人の場合一晩で平均約20回程度と言われています。
長時間同じ姿勢で寝ていると圧力が集中した箇所に痛みを感じることもあります。
圧力が集中することを避けるために、寝返りを打つことが大切です。
しかし、やわらかすぎる敷布団はお尻が沈み込みすぎて寝返りが打ちづらいことがあります。
寝返りを打ちやすくするためにも、ご自身の寝姿勢に合った適度な硬さや反発性の敷布団を選びましょう。
肩こりの方の敷布団の選び方
肩こりの方が敷布団を選ぶ際にチェックしていただきたい点は「肩に体圧が集中しないこと」と「寝返りが打ちやすいこと」です。
肩こりの方におすすめの敷布団
敷布団が硬いことが原因で肩こりになっている場合は、体圧分散効果のある敷布団を試してみてはいかがでしょうか?
「体圧分散性」と「寝返りの打ちやすさ」を考えた当店の「7層構造」敷布団をご紹介させていただきます。
肩こりの方におすすめするポイントは「体圧分散性」と「寝返りしやすさ」です。
こちらの敷布団は、それぞれの素材の特長をいかした7層構造となっています。
- 身体と敷布団のすき間を埋めて寝返りのうちやすい構造
- 体の沈み込みを支え、寝返りをうちやすい高反発性
- 体圧分散性の高い素材が肩の圧迫を軽減
睡眠時の筋肉の緊張が緩和されるので、腰痛の方だけでなく肩こりの方にもおすすめです。
ただし、敷布団の寝心地の感じ方は個人差があります。
また肩こりの症状や原因は人それぞれ違いますので、肩こりの方が敷布団を探される場合には実際に見てさわって試していただく方がよいのですが、ネットショッピングではそれがかないません。
こちらの商品は30日間返品保証付きですので、ご購入前に返品の条件等をご確認の上、ご検討されてみてはいかがでしょうか?
肩こりの方の敷布団について最後に
肩こりの原因や症状は様々ですが、日常生活の中で長時間同じ姿勢を続けることを避けたり、適度な運動やストレッチをすることで改善する場合もあります。
睡眠時に痛みを感じられている場合は、枕や敷布団がご自分の寝姿勢に合っているかをチェックしましょう。
肩こりがひどく慢性化している場合は、治療が必要な場合があります。
また、肩こり以外にも症状がある場合は心臓などの他の病気が疑われることもありますので、医療機関を受診されることをおすすめいたします。