人間の腰は、5つの骨が積み重なった腰椎と骨盤から構成されています。
身体を曲げたり、ねじったり、腰の骨や筋肉は人の動きの大きな役割を担っています。
また、一日のうちの長い時間上半身を支えており、特に運動をする時は下半身の衝撃を受け止めています。
睡眠の時間は、腰を休ませ疲れを取りたいですよね。
ここでは腰痛の悩みをお持ちの方の敷布団の選び方とおすすめの敷布団をご紹介します。
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腰痛の原因と対策
腰痛の原因は様々で、腰の神経の障害からくる痛みの場合もあれば、内臓の病気が疑われる場合もあります。
なかなかはっきりとした原因がわからず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
生活習慣が原因の場合は、ちょっとした工夫で症状がやわらぐことがあるかもしれません。
普段の生活で出来る腰痛対策についてお話しします。
日常生活の腰痛対策
神経性の痛みの場合は、日常の姿勢を良い姿勢にすることで緩和されることもあります。
正しい姿勢を心がける
日常生活でも、悪い姿勢をとり続けていることや無理な体勢での動きにより腰に負担がかかっています。
重たいものを持ち上げる時は、前かがみになり過ぎないようにひざを曲げるようにしましょう。
遠くにある重いものを持ち上げるときは、近づけてから持ち上げるようにするとよいでしょう。
椅子に座っているときも注意が必要です。
パソコンなどの作業中は、どうしても画面にむかって猫背になりやすくなります。
長時間同じ姿勢でいることは避け、たまに腰をゆっくり伸ばして筋肉をほぐすようにしましょう。
ストレッチをする
腰痛の症状によっては「背筋」を鍛えることで痛みがやわらぐこともあります。
無理のない範囲でご自分のペースで簡単なストレッチ運動などを試してみるのもいいかもしれません。
腰痛の方の敷布団の選び方
では、腰痛でお困りの方が敷布団を選ぶ場合、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
睡眠時に腰が痛む場合は、敷布団が身体に合っていないことも考えられます。
寝返りが打ちにくいことで寝姿勢がくずれているのかもしれません。
身体にあった敷布団を選ぶには、どのような点に気を付ければよいかご説明します。
やわらかさと反発性
寝ている時に敷布団にかかっている体圧は個人差はありますが、仰向け状態で腰尻部に約44%、胸・背中部に約33%、足部に約15%、頭部に約8%と言われています。
腰痛でお困りの場合は、腰へ掛かる負荷をいかに軽減するかがポイントになります。
やわらかい低反発の敷布団は、体圧分散性に優れています。
反面、やわらかすぎると腰部分が沈み込みすぎるため、寝返りがしづらくなることがあります。
硬い高反発性の敷布団は、沈み込みは少ないので寝返りはしやすいですが、腰椎部分にすきまが出来て背中とお尻に体圧が集中する場合があります。
高反発素材と低反発素材にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
また、寝心地の感じ方は個人差があります。
ご自分に合った正しい寝姿勢を保てる敷布団を選ぶことが大切です。
身体が沈み込みすぎず寝返りがしやすいか、腰と敷布団の間に隙間ができていないかをチェックしましょう。
横寝は腰の筋肉の緊張をやわらげることが出来ます。
腰痛対策のおすすめ商品
当店の商品から、腰のことを考えたおすすめの敷布団と腰まくらをご紹介します。
腰のことを考えたおすすめの敷布団
硬めの敷布団です。
体圧分散に優れた固綿入りです。
ポイントは素材の特性を活かした7層構造です
- 表層部の機能綿でふんわり包み込んで体のすき間を埋める
- 体圧分散層で腰にかかる負担を分散
- 中芯は高反発で寝返りが打ちやすい
腰まくらで日常生活でも腰をサポート
ドライブや、デスクワークで椅子に長く座っている際にも腰をサポートします。
おやすみの際には腰とマットレス・敷布団のすき間をうめ、腰をしっかりと支えることで理想的な寝姿勢を保ちます。
腰痛の方の敷布団について最後に
腰痛の原因は様々です。
椎間板ヘルニアなど背骨の神経が圧迫されることによる痛みの場合もありますが、多くは病院の検査などではっきりとした原因をみつけることが難しい症状です。
日常生活の中で、同じ姿勢や悪い姿勢を続けていて腰に負担がかかっている場合は、ストレッチで筋肉をほぐすことも効果的と言われています。
睡眠時に痛みがある場合は、お使いの敷布団が理想的な寝姿勢を保てているか、やわらかさと反発性をチェックしましょう。
腰痛は神経の障害の場合もあれば、内臓の病気などによる症状の場合もあります。
痛みがひどい場合は医療機関を受診されることをおすすめいたします。