私たちは、寝ている間に無意識のうちに何度も寝返りを打っています。
なかなか寝付けない、眠りが浅いという場合もありますが、寝返りには実は大切な働きがあるのです。
ここでは寝返りが必要な理由と、寝返りが打ちづらい場合の対策についてご説明します。
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寝返りの効果
睡眠中の寝返りには、血行をよくしたり、体温を調節する働きがあると言われています。
また、同じ寝姿勢を続けていると、身体が敷布団に当たる箇所に体圧が集中するので、寝姿勢を変えることで体圧の集中を防いでいます。
寝返りで布団の温度を調節
眠り始めのお部屋の温度に合わせてお布団やエアコンで温度調整していると、途中で寝汗をかいたりお布団の中に熱気や湿気がこもってしまうこともあります。
寝返りには、睡眠時の体温を調節する効果もあるのです。
寝返りで敷布団にかかる体圧を分散化する
仰向け寝の状態で敷布団にかかる体圧分布は、腰尻部に約44％、胸・背中部に約33％、足部に15％、頭部に8％と言われています。
寝返りを打って寝姿勢を変えることで、体圧のかかる箇所を変えることが出来ます。
寝返りが打ちづらい理由
寝返りが打ちづらい理由は、ご病気やご高齢の方など体力や筋力が理由の場合もありますが、寝具が原因の場合もあります。
掛布団や毛布が重すぎではないですか？
敷布団の幅に寝返りをするための充分なスペースがありますか？
そして、敷布団の硬さや反発力がご自分に合っているかもポイントになります。
敷布団の硬さと反発力
敷布団やマットレスの硬さや反発力は、使われている素材や仕様で変わってきます。
硬い高反発マットレスは、沈み込みが少ないので寝返りは打ちやすいですが、腰椎部分が浮いて身体とマットレスの間に隙間が出来てしまうと、腰尻部に体重が集中します。
低反発マットレスは、やわらかいので体圧分散には優れていますが、マットレスに身体が沈み過ぎてしまい、寝返りを妨げてしまう場合があるのです。
同じ寝姿勢を続けていると、体圧が集中するところに痛みを感じる方もあるかもしれません。
寝返りを打ちやすくする寝具
では、寝返りの打ちやすい寝具を選ぶにはどのような点に気を付ければよいのでしょうか？
敷布団やマットレスがやわらかすぎて身体が沈み過ぎていませんか？
でも硬い敷布団だと身体と敷布団の間に隙間が出来てしまう…そんな場合におすすめの寝具をご紹介します。
高反発と体圧分散性の両方の素材を使った敷布団
当店でご用意しております「Recovery Design敷布団 シングル（リカバリーデザイン敷布団）」は、「高反発層」と「体圧分散層」から構成されており、中心部の高反発層で身体の沈み込みを支え、表面のやわらかい綿で身体と敷布団の隙間を埋めます。
- 中心部分は、体の沈み込みを支え寝返りをうちやすい高反発性素材を使用
- 表層部分はふんわりした機能綿で、身体と敷布団のすき間を埋めます
身体と敷布団の隙間を埋める腰枕
硬い高反発の敷布団は寝返りは打ちやすいですが、身体と敷布団の間に隙間が出来てしまうと、体圧が集中したところに痛みを感じる場合があります。
身体と敷布団の間の隙間を埋めるのに役立つ「腰枕」をご紹介します。
- やわらかめのレギュラータイプと、ややかためのハードタイプからお選びいただけます。
- 体圧分散性に優れ、正しい寝姿勢が得られるので寝返りが打ちやすくなります。
- 睡眠時には、腰と寝具のすき間を埋め、腰をしっかりと支えることで理想的な寝姿勢を保てます
体圧分散に優れた寝具
睡眠時に敷布団にかかる体圧を分散するには、敷パッドを敷布団やマットレスの上に敷いてみてはいかがでしょうか？
体圧分散効果のある敷パット
- 片面はフリース、片面はメッシュで、季節に合わせてお好みの面を使用することで、一年を通してお使い頂けます。
- 通気性・体圧分散にすぐれたベッドパッドです。
- 夏場におすすめです。
頭圧分散の枕についてこちらもぜひご覧くください。
寝返りの打ちやすい敷布団について最後に
敷布団に使用されている素材は、たくさんの種類があります。
中綿の仕様も様々で、綿だけで作られているもの、中に芯（圧縮固綿など）が入っていて中芯を綿で挟んで作ってあるもの、また中芯を取り出して洗えるものなど、それぞれ特長があり硬さや反発力も変わってきます。
寝返りの打ちやすさは素材や仕様によって変わってきますし、寝心地の感じ方は個人差があります。
ネットショッピングでのお買い物の場合は実際にふれてみることが出来ませんので、商品の詳細等を確認しましょう。
