いびきは、自分では気づきにくいので、知らないうちにまわりに迷惑をかけていることも。
また、睡眠時無呼吸症候群など 放置しておくとよくない病気の心配もあります。
ここでは、枕や寝姿勢で「いびき」を改善する方法についてご紹介します。
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横寝はいびきに効果あり?
横寝は、いびきに効果があるという話を聞かれたことがありますか?
なぜ横寝はいびきに効果があるのか、いびきをかく原因と対策についてご説明します。
いびきの原因は?
いびきの原因の一つは、寝ている間に気道が狭くなることです。
起きている時は筋肉に支えられているので気道が確保しやすいのですが、寝ている間は筋肉がゆるんでしまい、気道が狭くなることがあります。
- 体格(肥満気味)によるもの
- おやすみ前の飲酒によるもの
- ストレスによるもの
など
具体的な理由は様々ですが、いずれも口呼吸の際に気道が狭くなるため喉や鼻が震えて音が出やすくなります。
横寝でいびきを改善できる?
睡眠時、口呼吸の際に気道が狭くなることを改善するには「横寝」が効果があると言われています。
寝ている間は筋肉がゆるむため舌根が落ちて気道を圧迫してしまいます。
横寝の場合は、仰向け寝に比べると、気道が確保されやすくなるのでいびきを改善できる場合があるそうです。
横寝の方におすすめの「いびき」対策枕
横寝向けの枕は、頭や首や肩にフィットした形状のものや、仰向け寝でも横寝でも使える高さに考えられたものなど様々な形の商品が販売されています。
ここでは「いびき」また「横寝」のことを考えた枕をご紹介します。
横寝の方の枕の選び方
枕を選ぶ際に大切なのは、頭や肩にフィットして「高さ」があっていることです。
横寝の場合は、横寝をした時に背骨がまっすく保てる高さになっているかチェックしましょう。
また、枕は素材によって、反発力や肌触りが変わってきます。
寝返りがしやすいこともポイントです。
横寝の場合は、枕に頬がふれるので、肌触りやお洗濯の可否も気になりますね。
インターネットでのお買い物の場合は、実際に触れて確かめることが出来ないので、商品情報の詳細をチェックするようにしましょう
枕を清潔に長くお使いいただくためにも枕カバーをつけてのご使用をおすすめします。
おすすめのいびき対策枕をご紹介します。
- 首元の部分は中身は出し入れが出来るので高さが調節できます
- 洗える素材で作られています(手洗いで洗えます)
おすすめ枕6選
抱き枕で横寝の寝姿勢をサポート
快眠できる寝姿勢は人によって違いますので、仰向け寝が心地よい方が無理に横寝の姿勢で寝ると眠りが浅くなってしまいそうですよね。
横寝の寝姿勢を安定させるには「抱き枕」を試してみてはいかがでしょうか?
抱き枕を使用すると自然と体が横向きになり、抱き枕が横寝の姿勢をサポートしてくれます。
おすすめの抱き枕
- 側生地は、身体にやさしいオーガニックの綿素材
- ストレッチのきいた、ここちよい肌ざわりの抱き枕です
こちらの商品は、カバー(側生地)を取り外して洗うことが出来ません。
抱き枕カバーをつけてのご使用をおすすめいたします。
おすすめのいびき対策グッズ
マウスピースでいびき対策
こちらの商品は、いびきの大きな原因である睡眠時の開口を防ぎ、いびきを軽減するマウスピースです。
口が閉まり、鼻呼吸をうながすことでいびきを軽減することが期待できます。
いびきが気になる方のマットレスの選び方
いびきをかく原因の一つはマットレスの硬さが影響していると言われています。
いびきの原因は枕だけでなくマットレスの硬さにより寝姿勢が崩れることがあるからです。
低反発マットレスは体圧分散に優れていますが、沈み込みが多すぎると寝返りがうちづらい場合があります。
高反発マットレスは、低反発マットレスと比べると沈み込みが少ないので寝返りがうちやすいですが、マットレスが硬すぎると体にかかる圧力が多くなり、横寝の場合は肩にかかる負担が大きくなるので注意が必要です。
横寝の場合は、マットレス全体が柔らかいと寝姿勢が崩れるので、体にフィットして体圧分散性に優れており、寝返りが打ちやすい適度な反発力があるものがおすすめです。
上層は肩が適度に沈むためにやわらかく、下層は硬めのものを試してみてはいかがでしょうか?
横寝についてまとめ
いびきをかく原因は、体格(肥満気味)やおやすみ前の飲酒、ストレスなど、様々考えられます。
もし、これらの原因に心当たりがあれば、体調に合わせて無理のない範囲で運動することを心掛けてみたり、おやすみ前の飲酒が習慣になっている方は、飲酒の量を減らしてみるなど 出来ることから少しずつ始めてみませんか?
横寝や横寝枕・いびき対策グッズも一つの方法として試してみるのもいいかもしれません。