和布団のメリットとデメリットを徹底解説!選ぶ前に知っておきたいポイント

昔ながらの「和布団」は、畳や床に敷いて使う日本の伝統的な生活スタイルに深く根付いた寝具です。

一般的に「天然綿」が中に入っており、掛布団の場合は少し重みがあり包み込まれるような寝心地がお好みの方もいらっしゃるでしょう。

「天然綿」は吸湿性に優れており、保温性も高く、打ち直しができるので長く使うことが出来ます。

 

サカイ

今回は、「和布団」を選ぶ前に知っておきたいポイントについてお話します。

 

 

▲来客用などおもてなし布団についてはこちらをご参考ください。

▲介護用寝具をお探しの方はこちらをご参考ください。

 

和布団(綿布団)のメリットとデメリット

お布団の中綿は、天然の綿(コットン)が使われているものや、ポリエステルなどの合成繊維が使われているものがあります。

それぞれのメリットとデメリットを比較して、自分に合っているものを選びましょう。

 

和布団(綿布団)のメリット

和布団は一般的に天然の綿(コットン)が使用されています。

綿(コットン)は、天然素材ならではの柔らかさと肌触りの良さも魅力で、敏感肌の方にも適しています。長持ちし、環境にも優しいのが特徴です。

 

吸湿性が良い
一晩に「コップ一杯分」発散されるといわれる汗や、室内の湿気をよく吸います

 

保温性がある
繊維と繊維の間に空気をたくさん含むため、ふんわりと暖かいです

 

適度な硬さと弾力がある
適度な硬さと弾力があるため、安定感があり、体が沈みすぎません

 

日干しでよみがえる
使っていると、湿気と体の重みで硬くなり、かさも減りますが、日干しをするとふっくらと回復します

 

打ち直しができる
干しても膨らまなくなったり、側生地が痛んだりしたら、打ち直しをして再生することが出来ます

 

和布団(綿布団)のデメリット

では、和布団(綿布団)のデメリットはどのような点でしょうか?

重さ
重さの感じ方には個人差がありますが、合成繊維の布団と比べると重く感じる方もいらっしゃいます

 

床の硬さや温度
床に直接敷く場合、敷布団がヘタってくると床が硬く感じたり寒い時期は冷えやすいことがあります

 

和布団の手入れと保管方法

中綿が天然綿(コットン)の和布団のお手入れの方法と保管する際に注意する点についてお話します。

 

和布団の手入れ

一般的に、中綿が天然綿(コットン)の和布団はお洗濯が出来ません。

(商品により異なりますので、お洗濯が可能かはお布団についている洗濯表示で確認しましょう)

カバーやシーツを掛けて使用し、カバーやシーツをこまめにお洗濯するようにしましょう。

 

天日干し
和布団は、週に1~2回程度、晴れた日に天日干しを行うのが理想的です
布団を広げて日当たりの良い場所に干します
布団たたきで軽く叩いてホコリやダニを取り除きますが、強く叩きすぎないよう注意しましょう

 

和布団の保管方法

シーズンオフのお布団や来客用のお布団など、使わないお布団を保管する場合の注意点です。

 

乾燥させる
布団を収納する前に、しっかり乾燥させます。
湿気が残っていると、カビやダニの原因になります。

 

収納袋
通気性の良い収納袋に入れて保管します

 

保管場所
湿気の少ない、風通しの良い場所に保管します

 

押し入れに保管する場合
下の段は湿気がたまりやすいため、上の段に保管するのがおすすめです
押し入れの中にすのこを敷いて、通気性をよくするとさらによいでしょう

 

防虫剤を使用する場合
防虫剤を使用する場合、布団に直接触れないように袋の中に入れるか、収納場所に置きましょう

 

定期的に収納場所を確認し、湿気がたまっていないか、カビが発生していないかを確認しましょう。

 

和布団の中綿

和布団の中綿は、一般的に天然綿が使われていますが、綿とポリエステルを混合させたミックス綿が使われている場合があります。
天然綿とポリエステルを混合することでそれぞれの良さが活かされています。

天然綿ならではのコシと吸湿性を求められる場合は、天然綿100%の商品を選ばれるとよいでしょう。

当店でご用意しております「綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用した敷布団」と、「綿100%の敷布団」をご紹介します。

 

和敷布団(綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用)

中綿に綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用した敷布団はこちらからご覧いただけます。

 

手作りふんわり綿ふとん和敷布団シングルサイズ

手作りふんわり綿ふとん和敷布団シングルサイズ

綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用していますので、かさ高性・弾力性に優れ、ヘタリにくくて軽い、扱いやすい仕様です。

 

和敷布団(インド綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用)

和敷布団(インド綿とポリエステルを混合させたミックス綿を使用)

インド綿は、繊維が太くて短く、適度な硬さを持っている繊維で、とてもコシがあるという特徴をもっています。
弾力性・保温性・吸湿発散性・耐久性に富んでおり、敷きふとんに使用するには最適の綿です。

和敷布団(中綿 綿100%)

中綿が綿100%の敷布団はこちらからご覧いただけます。

 

高級綿わたメキシコ綿使用手作り高級綿ふとん和敷布団シングルサイズ

高級綿わたメキシコ綿使用手作り高級綿ふとん和敷布団シングルサイズ

メキシコ綿は、繊維がしなやかで大変柔らかく細長いという特徴を持っています。
綿ならではのコシと吸湿性に優れ、干すとふっくらと弾力を回復します。
繊維が長いと切れにくいため、ホコリが出にくいのも特徴です。

最高級の超長綿わたスーピマ綿使用手作り最高級綿ふとん和敷布団シングルサイズ

最高級の超長綿わたスーピマ綿使用手作り最高級綿ふとん和敷布団シングルサイズ

スーピマ綿は、幾多の品種改良を重ねた綿で、繊維長の長さだけではなく、天然撚りが多く、均斉度に優れ、繊維強度の高い、高品位の超長綿です。天然撚りはふっくらとしてかさ高性に優れています。

高品質超長綿であるスーピマ綿は、ソフトな風合いを持ち、優れたフィット性、そして強くてしなやかで耐久性にも秀でています。
保温性・吸湿性にも優れ、カサ高でへたりにくく、まさに太陽が育てたコットンの王様です。
綿ならではのコシと吸湿性に優れ、干すとふっくらと弾力を回復します。
また繊維が長いと切れにくいため、耐久性もあり、ホコリが出にくいのも特徴です。

和布団のメリットとデメリットについて最後に

昔ながらの和布団には、天然の綿(コットン)の良さがあります。
やわらかく自然な感触で、肌に優しいのも天然の綿(コットン)の和布団が選ばれる理由の一つです。

一方、中綿に合成繊維綿を使った敷布団は耐久性が高く、型崩れしにくいのが特徴です。
軽量で扱いやすく、価格も比較的リーズナブルなものから販売されています。

ポリエステル綿に防ダニ抗菌加工を施したり素材の特性を活かすことで敷布団の機能性を高めています。
また、お洗濯が可能な商品も販売されています。

敷布団を選ぶ際一番大切なのは、ご自身の寝姿勢にあったものを選ぶことです。
天然綿(コットン)と合成繊維綿のどちらも良さがありますので、やわらかさや反発性などを考慮して快眠出来る敷布団を選びましょう。

 

尚、現在(2024年6月)当店では和布団の打ち直しはお受けしておりません。
何卒ご了承くださいませ。
また、商品の仕様は変更となる場合がございます。
詳しくは、商品ページでご確認ください。

 

▲洗える敷布団についてはこちらをご覧ください。

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