シーズンオフの布団や使用頻度の少ない来客用の布団、収納場所にお困りではありませんか？
今回はそんな時に活躍する布団収納袋の選び方をご紹介します。
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圧縮する布団収納袋と圧縮しない布団収納袋
布団収納袋は大きく分けて、圧縮するタイプのものと、圧縮しないものがあります。
お持ちのお布団は圧縮してよいのか迷われる方もいらっしゃることでしょう。
圧縮する布団収納袋
圧縮するタイプの布団収納袋は、袋の一辺がチャック(ファスナー)になっていている商品が一般的です。
お布団などの寝具を布団圧縮袋に入れて封をし、掃除機や専用の吸引機を使って、または機械を使わずに、中の空気を抜いて厚みを減らします。
製品により空気を抜く方法に違いがありますが、空気を抜く作業は少し手間がかかります。
布団圧縮袋は使用方法を確認の上、収納する寝具のサイズや枚数に合わせて用意しましょう。
圧縮しない布団収納袋
圧縮しないタイプのものは、袋の形やサイズ、袋の開け口の形や素材もいろいろな種類が市販されています。
収納する寝具によって、出し入れのしやすさも変わってきますので、収納する寝具にあったものを選びましょう。
圧縮する布団収納袋のメリット・デメリット
収納スペースが少なく、布団圧縮袋の使用を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
布団圧縮袋で収納した場合のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
圧縮する布団収納袋のメリット
お布団を入れて圧縮した収納袋は空気が抜けて厚みが薄くなるので、圧縮前より押し入れやクローゼットをすっきりとさせ、収納スペースを増やすことが出来ます。
圧縮する布団収納袋のデメリット
空気を抜く圧縮の作業には少し手間がかかります。
中身の出し入れをする場合はその都度圧縮の作業をしなくてはなりません。
また、お布団の素材によっては、圧縮することで中綿がくっついてしまったりお布団の素材を痛めてしまい、開封後ボリュームが圧縮する前と同じようには戻らない場合があります。
圧縮する際にギリギリまで空気を抜かずに、素材によって圧縮の程度を調整することをおすすめします。
圧縮しないタイプの布団収納袋の選び方
圧縮しない布団収納袋は、圧縮するタイプと比べると中身の出し入れが簡単です。
圧縮しないタイプの布団収納袋は、生地が柔らかいタイプと、中板などが入っているしっかりとした作りのケースタイプがあります。
生地が柔らかいタイプの布団収納袋
生地が柔らかいタイプの布団収納袋は、保管したいスペースに合わせて形を変えることが出来ます。
中板などが入っているしっかりとした作りのケースタイプの布団収納袋
布団収納袋を積み重ねて収納する場合は、生地が厚いしっかりしたケースタイプや中板が入っている四角いケースタイプの方が、積み重ねてもくずれにくいのでおすすめです。
形の変わらない丈夫な素材でしっかりと作られているケースの場合は、保管するスペースにケースがおさまるかサイズを確認しましょう。
布団収納袋の仕様で選ぶ
取っ手付き布団収納袋
押し入れやクローゼットの高い所やベッドの下など、取り出しが難しいところに収納する場合は取っ手付きが便利です。
中身が見える透明窓付き布団収納袋
一部が透明フィルムになっている袋は、中身が見えるので便利です。
窓がない布団収納袋を使用する場合は、中身がわかるように布団収納袋の色や柄で区別したり、メモをつけておくとよいでしょう。
布団収納袋を洗いたい
布団収納袋の汚れやホコリをすっきりと洗いたい方も多いことでしょう。
綿やポリエステルは洗える素材ですが、布団収納袋に中板が入っていたり、洗濯による色落ちや縮みなど仕様の関係で洗えない場合があります。
布団収納袋を洗いたい場合は、洗えるか購入前に確認しましょう。
布団収納袋の消臭効果やダニ対策
不織布製の袋は、通気性が良くカビ対策にはおすすめです。
また、布団収納袋は、消臭効果やダニ対策の生地が使われているものも販売されています。
羽毛布団を収納袋で収納する
羽毛布団の充填物は、商品により比率が違いますが、ダウン(タンポポのような形のふわふわの綿のような羽)とフェザー(一般的には中心に羽軸のとおった羽根)です。
布団圧縮袋は、圧縮することで圧縮袋の厚さを減らしコンパクトにすることが出来ますが、羽毛や側生地を傷つけてしまう場合があるので、羽毛ふとんは圧縮袋での収納はおすすめしません。
では羽毛布団はどのように保管するのがよいのでしょうか？
羽毛布団専用の収納袋で収納
羽毛布団は、湿気をためないように通気性のよい状態で保管することが大切です。
羽毛布団は、購入した際に入っていた不織布製の袋など羽毛布団専用の収納袋に入れることをおすすめします。
当店でご用意させていただいている羽毛掛け布団用の収納袋をご紹介します。
- 通気性の良い不織布製
- 中身がわかる透明フィルム仕上げです
- 持ち運びに便利な取っ手付き
収納場所が少ない場合は布団収納袋を使って見せる収納
収納が少なく保管場所にお困りの場合は、布団袋に入れたお布団をクッションなどのインテリアとして活用するのはいかがでしょうか？
当店でご用意をさせていただいている「布団を入れてクッションになる収納袋ダニコマール(R)」をご紹介させていただきます。
羽毛布団用以外にも、掛け布団用・敷布団用等がございます。
高密度繊維なのでダニを通さず、洗濯をしても効果が変わることはありません。
布団収納袋について最後に
お布団を収納する前にはお手入れも大切です。
次のシーズンに気持ちよく使えるように、洗える寝具はきれいにお洗濯をしてから収納しましょう。
また、湿気が残っているとかびやダニの原因になることがありますので、天日で干したり(羽毛布団の場合は陰干しをおすすめします)、布団乾燥機で乾燥させて湿気を取りましょう。
